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Francesinha @Porto -Day17- [Portugal]

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案の定、コートの店は閉まっていた。

カトリック国の日曜に例外はない。
停電で営業がままならなくなっても、日曜に代替営業はしない。
さよならコート、ご縁がなかったのね。

「縁」で思い出したが、
旅先で買いたいものに出会ったら、そのとき買わないと次はない、と思ったほうがいい。
「別の場所で買えるだろう」とか「他で安く売っているかも」と見送ると、
二度と目の前には現れない。
不思議なものでこの法則はみごとにハマる。

迷ってあきらめるぐらいの物は、それほど欲しくない物だったかもしれないが、
ツアコン時代にこの話をすると、お客さんにはかなりいいアドバイス、と言われた。
もっとも買物をしないダンナ陣には「よけいなことを」と思われていたかもしれないが。

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ポルトガルでラストの食事。
ポルト名物料理『フランセジーニャ(Francesinha)』にトライしてみようと、
地元でも有名なレストラン『Capa Negura Ⅱ』に足を向けた。

昼頃に入店したが、店内に客はまばら。

ここもホテルのオヤジに教えてもらったのだが、ホントに有名店?
迷わず、『フランセジーニャ』を注文し、一緒に『カルド・ヴェルデ(Caldo Verde)』を頼む。

お気に入りの『カルド・ヴェルデ』、意味は「緑の汁」、あんまりな直訳ですね。
ポテトのスープに刻んだホウレンソウがたくさん入っているスープ。
野菜が不足しがちな一人旅、ポルトガルでの相棒でした。

『フランセジーニャ』はハム、ソーセージ、ステーキが一段づつサンドされていて、
それらがチーズでコーティングされている。
か~んなりコッテリヘビー級。

ゆっくり食事していると、店内は家族連れで満席に。
気づくと1時を回っていた。
みなさん、日曜日はランチに出向くのも遅めなのですね。

食後のカフェを頼み、トイレに向かう。
店の入口からは香ばしい薫りが漂ってきていた。
焼栗屋さんが店先にきているのかな、と思ったら、店内で栗を炒っている。

「食べるかい?」
ボーイが紙で包んだ栗を差し出す。

「ポルトワインもあるよ、日曜のサービスさ。遠慮なくどうぞ」

「トイレから戻ったらもらうことにするよ」
料理を待つお客さんへポルトワインと焼栗のサービス。
帰り際に栗をもらっていく客もいる。

お言葉に甘え、カフェと合わせたデザートに。
芳醇なポルトワインと香ばしい栗が絶品。
ちなみに甘いポルトワインは食前酒でございます。

ささやかだが、ラストの食事が豪勢になった気がした。

これからバゲージをピックアップし、空港へ。
どう手配してもロンドンからの帰国便は乗り継げないため、ロンドンで一泊。
その後、バンコクで数時間待った後、乗り継ぎ便で日本へ戻る。

ながーいフライトが待っているのだ、ゆっくりとランチの時間を過ごすのもいいだろう。

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イギリス乗り継ぎだが、ポルトガル出国で一旦、EU出国扱い。
スタンプもない出国手続きを済ませ、ゲートへ。
ところが当のボーディングゲートに機影がない。
いやああな予感。

フライト・ディレイの放送が入る。
残念ながら、自分のフライト・ナンバーがコールされている。
そういえば到着時は夜遅く、ホテルが気になってできたばかりの空港を眺める余裕もなかった。
このディレイで空港散策の時間ができた。

ポルトガルはどの町でも公共施設が最新鋭。
EUの補助金がどっかり降りたおかげで、地下鉄や空港などをいっせいにリニューアルした。
国自体は景気も産業も奮わないのだが、そういった理由で公共設備だけがピカピカ。
いいことなのか、悪いことなのか・・・

出発時間にようやく搭乗ゲートがオープン、たいしたディレイじゃなかった。

気づくと機内は満席。
日曜夕方のフライトはロンドンに戻るビジネスマンでオトコ臭い機内と化していた。
遅れたことに気合を入れたのか、
ゲート・オープンからわずか15分で飛行機は動き出した。
バスの停車時間並だ。

機材がポルトの地面を蹴り、ポルトガル紀行、終幕。

読んでくださった方に感謝します。


あ、いけね、コンフェイト(金平糖の原型)食べるの忘れた。


写真1;フランセジーニャを切ったところ、こいつは食べる前に撮影できた!
写真2;店内の様子。日曜はホトンドが家族連れ、あるいは教会帰りかな?
     子供が真剣に食べているのが焼栗。



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Last Day @Porto -Day17- [Portugal]

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最終日は日曜日、今夜の便でポルトガルともお別れ。

17:25のフライトなので、今日一日を丸々使える。
日曜の店々は開く気配も見せず、道行く人の数も少ない。
カトリックの国々ならではの日曜の情景。
カフェは遅めの朝食を摂る人たちで混み合っていた。

朝から北東にあるギマンイラスの街を訪れようかとも考えていたが、
気乗りせず、ポルトで一日を過ごすことを選んだ。
遅めの朝にチェックアウトを済ませ、ホテルにバゲージを預けて、
こうしてガラオンを頼んでいる。

賑やかなカフェの店内とはウラハラに町は眠っている。

店が営業しない街なかでは、古コインや切手の市がたっていた。
年配のコレクターだけでなく、若者も品定め。
どこにでもマニアはいるんですね。

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美しいステンドグラスの見納め、とばかりに、教会をしらみつぶしに巡る。
6~7ヶ所巡っただろうか、素朴な教会もあれば、豪奢な教会もある。
同じカトリックでも宗派の違いだろうか、なんでこんなに、というぐらいの数がある。
教会の隣が教会、その向かいも教会、
というわけのわからない状態で建っているものもあり、
カトリック教徒でないこちらにはワケがわからない。

日曜日ということもあり、礼拝が行われている所もある。
地元の人に紛れて、礼拝に耳を傾けるのもアリ。
席についてもなにも怪訝な顔をされることはない。

ポルトガルの教会の特徴は「アズディージョ」。

青い色を多用したタイルが鮮明な色を放っている。
外壁を飾るところもあれば、礼拝堂の中を飾るものもある。
ポルトの駅もこのアズディージョが美しい。

昼間になると気温は21度まで上がった。

のどかな空を眺めながら、出発前の大事なことを思い出した!

あ!昨日の店!
おれのコート!
お金払ってないけど、預けたつもりのコート!

慌てて、店を目指した。


写真1;どこの教会もステンドグラスが多く、撮っているとキリがない。
写真2;青空にアズディージョ。美しいタイルで覆われた教会。


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Tripa @Porto -Day16- [Portugal]

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いい天気だが、朝の空気が冷たい。

晩夏のリスボンから初秋のポルト、という感じで、
しかもポルトの街ではクリスマス・セールがはじまっていた。
市庁舎前の広場にもツリーを設営中。
巨大な樅ノ木が飾り付けを待って、裸のまま、立ち尽くしていた。

雲がかかったのは昨日だけだったようで、
快晴の空は昼間になると上着がいらない程の気温に上がっていった。
宿で言った戯言が本当になったようだ。

明日の夜便でロンドンへ戻るため、ポルトガル滞在はあと2日。
今日はポルトをしらみつぶしに巡るつもり。
ランチにはホテルのオヤジに聞いた地元の食事が味わえる店を訪れた。

裏町の食堂、というその店はお世辞にもキレイとはいえず、
風格がある、という雰囲気よりは古くて汚い、だけだった。
普通の日本人なら抵抗がありそうなヤバイ雰囲気。
暗くて、薄汚れていて、古臭い食堂だ。

汚いところには慣れていたし、地元の人と肩を並べて食べるのは悪くないと思っていたので、
店の雰囲気は気にならなかった。
それに自分の嗅覚が「ハズレ」を伝えてきてなかった。

「トリッパを」
カウンターに腰掛けながら、その中を忙しく行き来するウェイターに声をかける。
狭いカウンターにいる4名のウェイターはオジサン、というには年をとりすぎた感じの男たち。
白い前掛けが際立つジイサン・ウェイターは忙しそうで、
こちらの声が聞こえているのか、いないのか、返事も返ってこない。

もう一度、声をかけようか、と思った瞬間に
テーブルクロス代わりの白い紙とトレイに乗ったパンが目の前に置かれた。

しばらくすると注文したトリッパが目の前に置かれる。
『Tripa』は腸の煮込み料理。
日本でいえば、モツ煮込みか、はたまたホルモン煮か。
クセのある腸をハーブで押さえ込んだ地元料理だ。

気づくと店内はテーブルだけでなくカウンターも埋まり、満席。
時計は12:30を回っていた。
ポルトに伝わる味を噛み締め、完食。
名物になる上品な料理ではないが、古くからある味がカラダに染み込んだ。

「終わりか?」

「ええ」
食べ終わった皿を下げながら、ジイサン・ウェイターが目配せする。

(カフェを)

(わかった)
暗黙で食後の注文、チョッピリ地元民になった気分。

カフェで油を流し込みながら、カウンターで清算。
トリッパ+パン 2.3ユーロ
カフェ       0.7ユーロ。
地元の人が押し寄せる味と値段の店なのだ。

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満腹の腹を抱えながら、帰るまでにこの冬に着るコートを探そう、と企んでいたことを思い出す。
旅の終わりのポルトなら荷物にならない、と企んでいたのだ。

ふと入った店でサイズも予算もあう、いいやつを見つけた。
試着してみたが、小さな店内は来店してからずっと薄暗い。

「電気、暗いね?」
時折、客が来るまで消灯している店があるので、それか?とおもっていたが、
試着を終えても電気が点かない。

「停電なのよ、さっきからダウンして回復しないの」

「そう」

「きになる?」

「ダイジョウブ。コートの色はわかるから」

「なら、よかったわ、悪いわね」
カワイイ女性店員が気まずい表情。

「これ、もらえるかな?」

「OK」

「あ、スグ着るから、包まなくていいよ」

「助かるわ」

「カード使える?」

「カードOKよ。あ、ダメよ、停電でダウンしてるもの!」

「え?」

「キャッシュでいい?カードはマシンが使えないわ」

「キャッシュ持ってないんだよ」

「困ったわ」

「あとでくれば停電は回復しているかな?」

「だと思うけど。6時には閉店するわ」

「ソレまでにはなおるでしょ?」

「と、思うわ」

「じゃあ、あとで出直すよ」

「悪いわね」

「いや、ホテルも近いから気にならないよ」
今年の冬のコートは一時お預け。

写真を撮り歩きながら、他の店も除いてみたが、
どうもさっきのヤツを上回るお気に入りコートは見つからない。

閉店前に駆け込めば問題ないだろう、そう思いながら街歩きを続けた。


写真1;ポルト名物・トリッパ。写真だとグロすぎる。
写真2;下町の名店なのだろうか。古いが地元の人に愛されている感じだった。


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Back to @Porto -Day15- [Portugal]

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午前中でリスボンとお別れ、調べておいたバス時刻より少し早めにターミナルに向かった。

チケットを買って、カフェで一息。
ローカルの人々に紛れるこんな時間が楽しい。

やってきたバスは最新鋭。
きれいな車内に革張りのシートが美しい。
ヨーロッパの長距離バスは質の高いものが多い。
車体が新しいのはモチロン、読書灯やフットレストなど、エコノミーの機内より快適だったりする。
ポルトまで約4時間、16ユーロという金額がオドロキ。

チケットにあるシート番号に従い、席へ。
30分前に購入して、44番という数字を確認していたのだが、
この手の指定番号はいい加減だったりするので、気にもしていなかった。
後ろのほうが空いていたら、占領して寝そべるか、なんて思っていた。

出発時間には50ある座席がすべて埋まった。
最後に乗り込んできた客はまさか自分の席が最後のひとつと思わず、あたりを見回していた。
すべて埋まった席、わたしの隣には子供が一人で座っていた。
どうやら母親と席が離れ離れになってしまった様子。
こっちに座りなよ、とおかあさんに身振りで示すと、申し訳なさそうに席を移ってきた。
気にしないでね、一人旅のオトコなんかどこに座っても同じですから。

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バスは高速を飛ばし、昼過ぎにファティマの街に到着。
2時間座りっぱなしだったので、みながこぞって降りていく。
ドライバーに出発時間を聞いて、こちらもトイレ休憩。

水を買って戻ると、車内はガラガラ、ホトンドの人が戻ってこない。
アレ?出発時間間違えた?
イヤ、バスが動き出した。
どうやらみなこの町で降りたらしい、車内には15名ほどが残っただけ。
いったい、この町に何があるのだ?!?!
今日は金曜、週末に向けて何かあるのか?

北に向けてバスは高速道路をひた走る。
目指す方角は空が曇っていた。

定刻より15分ほど遅れて、ポルト到着。

ロンドンから深夜に到着した時と違い、
午後の日の高いうちに着いたので心持ちがラクだ。
それに同じ宿をキープしてあるので、そのことも気分をラクにしていた。

薄曇りで肌寒い。
北に上がってきたせいもあるが、陽光の量が違う。
11月なのだな、と思いつつ、上着を羽織った人々に紛れ、荷物と歩く。

宿では顔を覚えていてくれた主人がお出迎え。
口約束だったが、キチンと同じ部屋を用意してくれていた。
このあたりはオフシーズンの融通、あるいはポルトガルの人の律儀さ?

「寒いね、リスボアは半ソデだったよ」

「ここ一週間ぐらいで急に冷え込んだんだ。それに昨日からこんな天気で」

「南から暖かい空気を運んできたけど」

「それは助かるね!」

日が落ちるとさらに冷え込みが増し、あわせて冷たい風も吹いてきた。
宿を出たものの、寒さと空腹に負け、カフェへ。
たくさんのスイーツ、お菓子、パンを並べている老舗の雰囲気。
古びたカフェは地元の人で賑わっていた。
席についてガラオン(カフェ・オ・レ)とナタ(エッグタルト)を注文。

残りの日をどう過ごすかな、と思いつつ、1,55ユーロのシアワセに浸った。


写真1;カフェを彩るスイーツ。
写真2;店内でゆっくりする人もいれば、立ち飲みの人も。もちろんテイクアウトも。


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Sunset @Risboa -Day14- [Portugal]

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町へ戻ろうと、ベレンの駅へ。

人のまばらなホームで一人の男性に話し掛けられた。

「英語できますか?」

「ダイジョウブですけど?」

「町へ戻るのはこの電車でいいのかな?」

「そうですよ」

「ありがとう、よかった、英語が通じなくて苦心していたんだ」

「来るときはどうしたんです?」

「地元の友だちと路面電車で来たんですよ、そいつは先に帰ったので」

「なるほど。どこからですか?」

「アメリカ。マサチューセッツです、わかりますか?」

「ボストン?わたしはソックスの大ファンです」

「あはは、こんなところでソックス・ファンに会うとは思わなかった」

電車を待つ間の世間話に花が咲く。

「ポルトガルを旅行していて、なにかトラブルにあいましたか?」

「いやあ、トラブルはないですが、なにしろ英語が通じなくて困りますね。
予想以上に困ってますよ」

「アメリカの人も言葉で困ることがあるんですね」

「アメリカ人は英語しかできないからね」

「日本人は英語もニガテですよ」

「そうかもしれないですね。でもあなたはしゃべってる。でも日本人の英語じゃないですね」

「あはは、よく言われます、シンガポール訛りなんですよ、わたし」

「確かにアジアっぽい英語だ、日本人じゃないみたい」

「日本人ですよ、パスポート見せましょうか?」

たわいない話をしている間に列車がホームに滑り込んできた。

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坂の街・リスボン。
街で一番大きな教会=Se(カテドラル)も坂の中腹にあった。
装飾は少なく、古びた教会だがステンドグラスが美しい。
それぞれの町で教会を見てきて、かなり食傷気味ではあるが、
ステンドグラスは見飽きない。
暖かい昼間の陽光に輝くグラスも美しく、
夕暮れの弱い光にきらめくグラスも美しい。
ついつい馬鹿みたいにシャッターを切ってしまう。

路面電車で丘を上がる。

リスボンの一番高い丘は城壁が陣取っている。
サン・ジョルジェ城、ローマ時代の要塞だ。

日没を待ち、夕陽を眺めるか、と思ったが、
西の空には薄雲がかかり、冴えない表情。
長居しても希望の陽射しは射しそうにもない。

中庭で演奏していたファドのギターが切ない。

リスボンは見尽くしてしまった。
郊外の町も巡ったし、西に向かってスペインへ越境する気はなくなった。
明日はポルトへ戻るか。
そう考えていた心根が切ないのか、
はたまた夕暮れ時が切ないのか、
ただ単にギターの音色が切なかっただけかもしれない。

日が落ちたあと、観光案内所で教えてもらったショッピング・モールを目指した。

街の北にあるコロンボ・ショッピングセンター。
入ってみると、これがデカイ。
アメリカスタイルのショッピングモールで、
円形の売り場は店舗が軒を連ね、フロアを埋め尽くしている。
上にフロアにはファスト・フードからステーキ・レストラン、
ポルトガルの人たちの食欲を満たすエリア。
その反対側には映画館があり、下のフロアには巨大スーパー・マーケットが陣取っている。
ポルトガルの人たちの日常生活がこんなところに隠れていた。

街を歩くだけじゃわからないことがたくさんある。


写真1;カテドラルの正面を走る路面電車。対向車とすれ違いが必要な道路幅。
写真2;ポルトガルの教会では必ず美しいステンドグラスに出会える。


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Pastel de Nata @Risboa -Day14- [Portugal]

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ヴァスコ・ダ・ガマに別れを告げ、修道院を後にする。

子供たちが去った公園ではオジサンが枯葉を掃除している。
「Onde Banho?」(オンデ・バーニョ?)
とカタコトのポルトガル語で尋ねると、動かしていたほうきを止めて、答えてくれた。

「公園内にはないね。ジェロニモスの中か、カフェで借りるんだね。
あ、カフェの手前の民家を入ったところに公衆トイレがあるよ」
見ず知らずの外国人にもていねいに説明してくれる。
でも全部ポルトガル語だから、単語を拾って補ってます。

海外旅行の落とし穴に「会話」がある。
ツアーのお客さんたちは、ガイドブックと一緒に「旅の会話本」ていうヤツを用意してくる。
ホテルで、売店で、カフェで、乗物で、
本に書かれた言葉で尋ねて、みごとに「落とし穴」に落ちる。

「外国語」を使ってみたい気持ちはわかるが、
地元の言葉で尋ねれば、地元の言葉で帰ってくる、これが会話の常だ。

で、結局、英語で尋ね直してる・・・ なんて姿をよく眼にした。
「会話本」にはそんなことまでは書いてない。
フランス語でバスの乗り方の尋ね方が書いてあるだけだし、
ドイツ語で服のサイズの聞き方が書いてあるのだけだ。

ヒアリングができなければ、会話本も意味ナシ。
これが「落とし穴」。

自分が受け持ったツアーの人たちには「会話本は捨てましょう!」なんて案内してたっけ。
そのかわり、一日の始まりに地元の言葉を「ワン・ワード覚えましょう!」と。

せっかく異国を歩いているのに、日本語100%じゃつまらない。
気恥ずかしさもあるけれど、地元の言葉も使ってみましょう、という提案。
旅の潤滑油になるアイサツやお礼、食事のたびに頼む飲み物を一日、一個。
これが意外と好評で、地元の人に通じると満面の笑顔で報告してくる人がいたりしてた。

プロバンスで「ワン・レッド・ワイン・プリーズ」と言うよりも、
「アン・バン・ルージュ・シルブプレ」の方がお客さんには楽しいらしい。

「外国語がニガテな日本人が地元の言葉を使った」というだけで地元の人も笑顔になる。

その公式が当てはまったのかわからないが、
「トイレ、ドコ?」レベルのカタコトな質問でもポルトガルの人は親切。
世話焼きなのかな?
ドコの街でもみな優しくアレコレ教えてくれる。

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修道院前の通りに並ぶカフェへ。

入口が観光客で溢れている。
人ごみをかき分け、奥に入ると、奥、さらに奥とカフェはズブズブと広がりを見せていた。
「ヨーロッパにはコンビニがなくて不便」という人がいたが、カフェがその役割を果たす。
スナックからタバコ、チケットやカード類まで売っているし、モチロントイレも貸してくれる。
トイレついでにコーヒー、コーヒーついでにトイレかわからなくなったが、席についた。

「注文は?」

「ウン・カフェ」

「『パステル・デ・ナタ』はいらないの?」

「え?」

「うちにはみんなソレ目当てで来るのよ」

さっきの人ごみは「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト)を買い求めていたのか。
ポルトガルの伝統菓子を土産にするのか、自分で食べるのかわからないが、
それが目的の混雑か。

「うーん、じゃあ、食べてみるよ」

「OK」

店の奥、ガラスの向こうではせっせとエッグタルトが作られている。
後で調べてわかったのだが、このカフェは『パステイス・デ・ベレン』。
ジェロニモス修道院から伝えられたレシピで作り続けている老舗中の老舗、名店中の名店。
エッグタルト発祥の店でもある。

トイレが目的の客はおれだけだな、きっと。


写真1;パステル・デ・ナタ。カリカリのパイ生地の中にシットリ玉子のクリーム。
写真2;カフェの奥の厨房。工場状態でエッグタルトを作りまくり。


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World Heritage @Risboa -Day14- [Portugal]

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カイス・ド・ソドレ駅に戻り、電車でベレン駅へ。

世界遺産でもある「ジェロニモス修道院」を目指し、歩いていると、
次第に観光客が増え始めた。
ここにいたのか。
リスボンのメインストリートを歩いていて、
あまりに観光客が少ないので、拍子抜けしていたが、
みなさんここにいらっしゃったようで。

修道院前の公園に小学生の団体。
修道院入場前に先生の説明を受けている。
遠足が「世界遺産」とは豪華な遠足。

考えてみたら我が日本国も鎌倉に遠足に出向いたり、
修学旅行で京都を訪れたり、と同じか。
歴史ある国、その誇りや意義は子供の頃にはわからないよね。

エジプトのカイロにツアーで出向いたとき、
「子供の頃からピラミッドやスフィンクスがすぐそばにあることを、どう感じていますか?」
と現地人に尋ねたことがある。
「普通の景色と同じようにとらえているけど、
大人になってからは大事なモノがそばにあるんだ、と自覚しているよ」という答え。
今振り返ると京都の人に「御所をどう思いますか?」と尋ねるような愚問だったな。

子供たちのにぎやかさで教会が満たされる前に慌てて入場。

美しい装飾で飾られた外壁と異なり、中はシンプル。
入ってすぐ右手にある棺がポルトガルの有名な詩人ルイス・デ・カモンイスのもの、
左側にあるのがヴァスコ・ダ・ガマの棺。
その装飾がかつてのポルトガルの反映を思い描かせる。

ヨーロッパの小国が覇を唱え、極東の小さな島国まで漕ぎ寄せるとは。

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ポルトガルには観光名所が少ない。

そのホトンドは教会で、スペインやフランスなどに比べるとバラエティに欠ける。
必然、この国を観光で訪れる人は少なく、観光面での整備は進んでいるとはいい難い。
どちらかというとその気候のよさから、バカンスや避寒地として利用されるだけなので、
「観光する旅行者」向けの環境があまり整っていない。

顕著な例が宿で、いわゆる「安宿」にドミトリー形式のものが圧倒的に少ない。
安宿を探すと、ユースホステル以外はほとんどがシングル。
共同シャワー、共同トイレではあるが部屋はシングル、というスタイルが占めているのだ。

スペインあたりだとどの町でも¥1,500出せばドミトリーがいくらでもある。
大部屋で水シャワーのみ¥1,000 なんてのに泊まったこともある。

こうなると少しコストがかかるので(といっても25ユーロほどでシングルに泊まれる)バックパッカーは敬遠する。
宿も変化がなく、悪循環というほどオオゲサではないが、宿泊スタイルの状況は変わらない。

人のイビキに悩まされなくて済むポルトガルの宿はキライじゃない。
さほどの金額差ではないし、夜更かしして本を読みたい身としてはシングルのほうがウレシイ。
「シャワーは熱い湯が出ますか?」と聞かなくてはならないアンダルシアの宿より快適であることは確か。
ポルトガル同様に気候の暖かいアンダルシアはドミだと水シャワーしかない宿が多いのだ。

商業的にもこの国はどうやらEUの「お荷物」となっている。
産業も名物も少ないポルトガルは、他国の企業が拠点を置きたがらない。
そのため、雇用状態も悪く、経済状況も伸び悩み。
EUは成長を遂げつつある東欧圏の加盟を次々承認し、
明らかに東の国々に期待と可能性を見出している。

西の端、EUのオシリと化しえしまったかつての覇国はどこへ向かうのだろう。


写真1;教会内部。撮影はノー・フラッシュならOK。
写真2;ヴァスコ・ダ・ガマの棺。


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Lunch @Risboa -Day14- [Portugal]

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今日はようやくリスボン観光。
移動なしの一日なので、朝からのんきにシャワーなど浴びる。

「あら、今日は出かけないの?
コーヒーを入れようとキッチンに向かう途中で、
ベッドメイクのおばちゃんに声をかけられる。

「今日はリスボアをのんきに巡るんだ」

「いい天気ね、フランスとイタリーは寒いらしいわよ。アンタ、ついているわねえ」
今日一番のニュース・キャスターにおだてられた。

窓の外は目映い陽射し。
風は冷たいが半ソデでも歩ける陽気。
さすが南の国、11月でもこの気候。

昼前に市場を目指す。
地下鉄で一昨日、深夜に帰り着いたカイス・ド・ソレドレ駅から
駅の向かいにあるリベイラ市場へ。

ポルトガルに限らず、ヨーロッパの町にはかならず市場があり、
普段着の人々が普通に生活の糧を求めている。
地元の生活を身近に感じられるのが楽しい。

気に入った果物があれば、買って頬張ることもできるし、
お菓子やスナックを買いこんでも楽しい。
買物客となれば、店の人たちと距離感はグッと縮まるし、
写真を撮らせてもらうのも頼みやすい。

ああっと、ヨーロッパに限らず、アジアでも南米でも市場はありますね。
町々にないのは日本ぐらい?
観光名所か有名どころしかないよな。
日本じゃ「市場」ってなんか特別な場所になっちゃってます。
アメリカにもないけど、フリーマーケットや教会のバザーがこれまた楽しい。

二階建ての市場の中へ。
シャッター店も多く、少し寂れた感がある。
他の町では活気があった市場だが、ココは寂しい。
大型スーパーや便利な店舗が栄える首都のサガなのだろうか。

肉の塊を切る人、魚をさばく人、パンを包む人、野菜に水をふる人・・・
並んでいるものは日本と変わりがないのにその風景は楽しい。

ランチタイムが近づき、店じまいの時間。
どこの国でも市場は午前中が元気だ。

裏通りを歩くと地元の人が通うレストランが軒を連ねている。
なんとなく混みあっているレストランへ。
テーブルが6つほどの小さな店。

「一人でもいいかな?」

「相席でいいなら、ここに座りなよ」

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格安チケットはここで探そう!

それぞれのテーブルにはビールやワインのグラスが置かれている。
スーツ姿やOL(日本語ですね)はにぎやかな声を上げながら、グラスを傾けている。
陽気なランチタイム。

ランチメニューの「ブラジリアン・ステーキ」を注文。
プレートに牛肉のステーキと煮込んだ豆、フレンチフライが所狭しと盛られている。
しかしポルトガルのレストランはなんで小さな皿にキッチリ盛り込むんだろう。
どこにいってもこのスタイルだ。

ボリューム感があっていいのだが、最初に手をつけるのに困るのですよ、コレ。
かき氷の食べはじめ、みたいな感じで崩れそうで。

逆輸入のお味を体験。
うまい!
気づいたら店の外には空席待ちのビジネスマン。
今日の店も鼻が効いたようで「アタリ」を引いた。

食べてから写真を撮ってないことに気づく。
まったくいつものことで、食べてから気がつく。
旅先で料理の写真を撮れる人、尊敬です。

「食後は?」

「ウナ・カフェ(コーヒー一杯)」

「OK」
満席でさらに狭苦しくなった店内を店員が踊るように動く。

「カフェ」というとエスプレッソが出てくるのがポルトガルの定番。
食後、至福の一杯を済ませ、店の外へ。

ブラジリアンステーキ   5,40ユーロ
生絞りのオレンジジュース 0,80 〃
エスプレッソ          0,70 〃

円貨に換算すると1,000円越えちゃうけど、1ユーロ=¥100感覚ならリーズナブル。

写真は撮り忘れたけど、価格は覚えておりました。


写真1;生マッシュルーム、旬です。
写真2;席からの店内。料理は撮り忘れた。


画像UPしてますが、サイズ落としているので、画質落ちます。
オリジナルはコチラ↓の「Stocks」欄にUPしてあります。
http://pixta.jp/@delfin   覗いてみてください!


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Roman @Evora -Day13- [Portugal]

IMG_5995.jpg

リスボンのホテルをキープしたまま、ローマ時代の街・エヴォラを目指した。

北側にあるバス・ターミナルでチケットを買う。

「5分後に出るバスがあるけど、乗る?」

「乗れるなら、乗る!」
朝からツイてる。

「往復でチケット、買えるかな?」

「それなら10%割引よ、帰りのバスは何時のやつにする?4時、5時、6時、7時・・・」

「う~ん、迷っている時間もないよね。7時でいいや」

「違うバスにしたかったら、向こうで変更もできるわ」

「オブリガード!」

バスの往復料金19,80ユーロを支払い、乗り場へ向かう。

乗り場ではすでに乗車が始まっていた。
ポルトガルの長距離バスは指定席制。
あまりルールを守らないラテン国にしては指定席を守るし、
列も女性を優先にして、整然と並んでいる。

意外にも生真面目で紳士的な国で、旅行中、不愉快な思いをしたことがない。

同じくラテン系のイタリアやスペインのような血気に走るような印象を受けることが少ない。
ラテン国、というより、日本的なのだ。
小柄で黒髪がその印象を抱かせるもかもしれないが、日本の地方都市に似た雰囲気が強い。

バスは一時間半でエヴォラに到着した。

ローマ時代の城壁と水道橋が今も残る街。
その城壁を住居の壁にして生活する家々。
過去の遺産が現在の生活の一部になっている。

今日もドピーカンの空。
ポルトガルに来てから雲を見ていない、というぐらい晴れまくっている。

道路標示に「スペイン」の文字。
この町から西に向かえば、一時間半で国境を超え、スペインだ。
このまま流れてしまえば、懐かしきアンダルシアか。

実に小さな国である。
その国がかつては覇を唱え、極東の日本まで交易を結んでいたとは・・・
う~ん。

ポルトガルの国土は日本の1 / 4、人口は1 / 10。
それでもサッカーは強い。
「少子化が日本スポーツをダメにする」なんていうのは戯言でしかないよな。

IMG_6025.jpg
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旧跡や教会を巡り、思う存分写真を撮って、カフェで一息。

そういえば「ラテン国」ながら、他のラテン諸国と違う点がもうひとつあった。

この国はガス入りのミネラルウォーターをあまり飲まない。
フランスやイタリア、スペインでは「ミネラルウォーター」というとあたりまえのように炭酸水が出てくる。
「ミネラルウォーター」を頼むと普通にガスが入っていない水が出てくるので、
「ガス入り」をあえて頼まないと炭酸水は出てこない。
売店ではガス入りのボトルは200mlぐらいの小さなものしか売ってないし、
「ガス入り派」としてはちょっと残念。

暖かい陽射しの下、お気に入りのガラオンを飲みながら、エアメールにペンを走らせる。

イマドキ「手紙」でもなかろうが、
旅先からはあえて「エアメール」を書くことにしている。

年賀状をまったく書かない我が身としては、
日頃、ご無沙汰している人や疎遠になっている人に、こういうときに手紙を書く。

山ほどもらう年賀状はその他に埋もれてしまうけど、
エアメールなら手にとってもらえるでしょ?
それに内容なんか思い浮かばなくても、絵葉書なら半面で済むしね。

年賀状しか書かないアナタ、オススメですよ。


写真1;町に水を運んでいたローマ時代の水道橋。
写真2;エヴォラのカテドラル。


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Solution @Risboa -Day12- [Portugal]

IMG_6192.jpg

深夜、ひと気のない駅のホーム。

二人組のオトコが近寄ってくる。
チョット警戒。

「リスボンに戻るにはこっちサイドでいいのかな?」

英語で話し掛けられ、チョッピリ拍子抜け。

「こっちであってるよ」

「リスボンの中心エリアに行きたいんだけど、地下鉄はあるかな?」
アメリカ英語が不安そうに尋ねてくる。

「こいつはカイス・ド・ソドレ駅に到着するから、そこから地下鉄駅に向かえばいいよ」

「ありがとう、助かるよ」
今日はよく道を聞かれる日だ。

ガラガラの列車に乗り、リスボンへ戻る。
駅に降り立つと、さっきのアメリカ人が不安そうについてきた。

「こっちから地下鉄に乗れるよ」
声をかけると、安心した様子。
こちらは同じ地下鉄で戻らず,夜の町の写真を撮りながら、
少し長めの道のりを歩いてホテルに戻った。

人のいないメインストリート。

1つ、2つのカフェとバーが営業しているだけ。
どこかの国の首都の同じ時間帯とは表情が全く違う。

IMG_6148.jpg

宿に帰ると早速内職。

買ってきたプラグをバラし、カメラの充電器をかませてみる。

とりあえず、うまい具合に接続はできた。
だが、コンセントに入れた途端にショートするのか、
あるいは充電できずに焼きつくのか・・・。

ヒューズが落ちて、室内電源が落ちるかな、と警戒しつつ、差し込む。


ついた!

充電中のランプが!

おお!


これでバッテリー復活だ!

明日からも写真が撮れるぜ!


さあて、どこに行こうか?
思案しつつ、シャワーへ向かった。


文庫本、コンセント、お金でなんとかならない「悲劇」が解決するなんて。


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Win or Lose @Estril -Day12- [Portugal]

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『カジノの必勝法』、なんてモノを添乗員時代にネタにしていた。

カジノで「負けない」方法。
 ・決して賭けないこと。これで絶対に「負けない」。
カジノで「儲ける」方法。
 ・カジノを経営すれば大いに「儲ける」ことができます。

ツアーでマカオやモナコを訪れた際、お客さんとの茶飲み話にしていたのが懐かしい。

実際、カジノのゲームによってさまざまな「必勝法」があるが、
経験から言うと一番確実な必勝法は
「勝っているときに帰る」こと。

コレ以上でもコレ以下でもないのだが、
勝っているとき、人は止めることができない。

適度なところで帰ることができないのだ。
で、痛いメを見る。

カジノのおもしろいところは「現金」そのものを賭けるところだ。

自分のお金を実際に「賭ける」となると、かなり性格がにじみ出ることを、
初めてバックパックの旅で訪れたラスベガスで知った。

日本ではこの体験はできない。
そんなこともあって訪れた場所にカジノがあれば足を向ける。
アメリカはモチロン、韓国、マカオ、クアラルンプール、シドニー、
モンテカルロ、そういえばリマにもあったな。

ツアーの自由時間にお客さんをエスコートして連れて行くと、喜ばれたっけ。

どうも「コワイ」イメージがあるらしく、
「ついていって見学できるだけでも楽しかった」なんてよくいわれた。
カジノって、恐ろしいほど安全なのにね。

マカオのガイドから聞いたヨタ話だが、
あの街には「ギャンブルで暮らしている人」がやたらいるらしい。

彼らは大きく賭けることをせず、確実に勝てる目に確実な金額を張る。
ルーレットでいうなら「赤か黒」、大小(マカオ特有のサイコロゲーム)なら「大小」と
五分五分の勝負に日銭を賭ける。
目が偏る、あるいは散ったときに賭ければ勝率は高くなる。
日本円にして5千円ほどの金額だけ勝負するらしい。
で、勝っても撤退、負けても撤退。

あの国で毎日5千円稼げば、かなりいい生活ができる。
それ以上は賭けないし、負けても深追いしない。
この日銭でかなりいい暮らしをしているらしい。

そのせいか、あそこのカジノは目の色が違う人が多い。

それにしてもチャイニーズは国を問わず、ギャンブルが大好き。
世界中、どこのカジノもチャイニーズがテーブルを占めている。
ただし彼らには「マナー」という単語がないので鼻つまみ者でもある。

win2.jpg

実はわたしの必勝法はコレに学んでいる。
旅の資金をつぎ込んでは翌日からの行程に支障が出るし、
勝って多量の現金を持って歩くのも旅に支障がある。

まあ、支障が出るほどの金額を持ち歩いてみたいものだが。
「勝っても負けても潔く」である。

と書きつつも、負けて熱くなって、ATMからクレジットカードでキャッシングしたこともある。
あれはセントルイスの州境にあったカジノだったっけ。
NFL、前年度チャンピオンのセントルイス・ラムズのトレーニング・キャンプを訪れ、
レンタカーを駆った帰り道、州境の河に船を浮かべたカジノがあったのでクルマを寄せてみた。

持っていた$200の現金はルーレットの向こうにあっという間に消えた。
ATMで$400を降ろしたが、それも一瞬。
さらに$400を注ぎ込み、なんとか勝利をつかむ。
夜通しかかって$1000使い、$1100取り戻すという結末。
なんともバカで疲れる一晩を過ごしたことがある。

遊ぶのはもっぱらルーレット。
小額で長い時間遊ぶことができるからだ。
他のゲームはゆっくり遊ぶには豊富な資金が必要。

セントルイスで熱くなって以降は、
「テニス・ラケット一本分勝ったらOK」と決めていた。
旅に出て、ラケット分儲かればシメたものでしょ?

この日も鉄則厳守。
ブッフェで満足したおなかを抱え、
1時間ほどで充電器を壊しても買い換えられる分の保険確保。

撤収決め込み、冷やされ過ぎのカジノから外に出た。
玄関先のクルマ回しで陽気な3人組とすれ違う。

「ヘ~イ、ハポン!勝負はどうだったあ?」

酔っているのだろうか、深夜の大声に驚かされ、
咄嗟に言葉が出ず、親指を立てて見せた。

「やったなあ、ハポン!運を分けてくれ~」

ハイ・ファイブの音が鳴り響き、彼らはカジノへ、我が足は駅へ向かった。


写真1;ポルトガルのスイーツ。種類豊富なカフェはやはり人気。
写真2;深夜のコメルシオ広場。リスボンの夜。


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Casino @Estril -Day12- [Portugal]

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バッテリーが復活することに期待を抱きつつ、夕食の思案をしていた。
問題解決に一歩踏み出したこともあって、カジノで食事するのもありか、と考えていた。

カジノにはブッフェ・レストランが設置されていることが多い。
本家ラスベガスの影響かわからないが、
アトランティック・シティでもニューオリンズでもマカオでもKLでも、
ブッフェ・スタイルのレストランがあった。
本家ラスベガスとは異なり、かなり値段はかさむのだが・・・。

カスカイスの隣町エストリルにカジノがあることはチェック済み。

リスボンから電車で30分の距離なので、
夜の時間をもてあました時にでも足を向ける予定でいたのだ。

日が落ちたばかりでまだ時間は早い。
ヒヤカシ半分でカジノを巡り、ブッフェの豪勢な食事もいいかな、と思いはじめていた。
一人で困るディナー問題もカジノなら解消だ。

電車に乗って落ち着く間もなくエストリエルの駅に到着。

駅を出ると真正面に巨大なカジノが待ち構えている。
この町にはコレしかない、「さあ、来なさい」という感じでそいつは建っていた。

なかに入るとロビーにもカジノ・エリアにも人はまばら。
夜の時間にはまだ早い。
ひと気のない建物の中で、エアコンが思う存分、パワーを発揮していた。

広いロビーを巡る。
スロットにポーカーマシン、テーブルはブラックジャック、バカラ、ポーカー、
奥にはルーレットがあり、他のカジノとの違いはなく、目新しいものもない。

カフェがあり、スタンド・バーがあり、そしてレストラン。
その周りにはなぜか人だかりが。
レストランは期待通り、ブッフェ ・ スタイルだ。
ディナータイムは「20時から」の表示がある。
群れている人たちはオープンを待ちわびるギャンブラーたちだった。

10分ほど時間をつぶしていると、ブッフェはオープンした。
一人15ユーロ。
そのまま日本円換算すると、お高い感じだが、
実質な物価イメージは1ユーロ=100円、という感じ。
換算レートの1ユーロ≒150円のままで考えると、かなり割高なイメージだが、
実感として100円換算だと納得がいく。

レストランの席から見やすいようにTVモニターが数台吊り下げられている。
音のしない画面ではUEFA チャンピオンズリーグ、
スコットランドのセルティックと地元リスボンのベンフィカのマッチアップ。
食事のタイミングにちょうどいい。

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ヨーロッパへ。おトクな航空券はこちら

ブッフェの食事は可もなく不可もなく、金額なりの内容。
野菜をたくさん摂れるので一人旅で偏る食生活を修正できる。
食事よりもTV画面のチャンピオンズ・リーグに意識がいっていたかもしれない。

「フットボール、スキなのか?」
向かいのテーブルの男性に話しかけられた。

「ヨーロッパのチームが好きなんだ。ポルトの優勝はスゴかったね」
この男性、てっきり地元ベンフィカの応援かと思っていたら、
セルティックの好プレイで力が入っている。

「ベンフィカの応援じゃないの?」

「キライなんだよ、おれは。スポルティボ(リスボンにあるもうひとつのチーム)のファンなんだ。
 だから同じジャージのセルティックを応援している」
よくわからない理屈だが、彼以外はベンフィカ贔屓のようだ

「そういえばセルティックには日本人がいるだろ?今日は出てないけど」

「ああ、中村?」

「そう、アカムラ」

「ナカムラだよ(笑」

「そうそう、そんな感じ。難しいんだよ、日本人の名前は」

「ホンダ、スズキ・・・」

「その会社なら知ってる、有名なバイク会社だ」

「それも日本人の名前だよ」

「へえ、そうかあ」
ゲームはドローのまま、笛が鳴った。

今度はこちらのゲームの笛が鳴る。


写真1;カフェにあるスイーツ。ポルトガルの人は甘いもの大好き。
写真2;カジノの正面。1軒だけ、しかし巨大。



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Gigant @Cascais -Day12- [Portugal]

giga1.jpg

カスカイスの駅で帰りの時刻表をチェックし、その足で大型スーパーに向かった。

平日の夜だが、駐車場はモチロン、店内も混んでいる。
夫婦や家族連れがホトンド。
残業がないこの国では、仕事が終わったあとでもゆっくりと家族で買物を楽しむ時間がある。

電化製品の売り場を探して、店内を歩く。
店内一面の蛍光灯が眩しい。
淡い色の街灯しかない外と比べるとまるで昼間。

それにしてもデカイ。
広い、というより、デカイのだ。
店の名前 『GIGANT』 がそのままを表現している。
食料品から家具、CD、衣料品まですべてがワンフロアに置かれた
アメリカン・スタイルのスーパー・マーケット。

品物を探すだけでもかなり歩く、できることなら原付で回りたいぐらいの広さ。
この規模なら捜し求めているアイテムも掘り当てることができるかもしれない。

あまりの広さに遭難しかけながら、電化製品コーナーへ。
延長コード、工具、電球・・・

あった!

電源プラグ!

いろいろそろってますなあ!

これなら・・・

希望の灯が輝いたように思えたが、数十秒後にその灯は消えていた。
店内に風は吹いていないのに。

やはりない。
あるわけがないのだ。

ポルトガルの人々がA型をC型に変える必然性がないのだから。
C型をA型に変えるものすらない。
これも通常の電気店では必要とされていないのだろう。
もっともそれがあってもこちらには何の役にも立たないのだが。

山のように売られている2マタや3マタのプラグを恨めしそうに眺める。
100円もしない金額で売られているのがさらに恨めしい。

giga2.jpg
格安チケット・ツアーはココでチェック!

あ!

いっそ、コイツをバラして、差し込みを作るか?
延長コードと噛ませればなんとかなるんじゃないか?
あるいは直結して・・・

plug3.jpg

売ってないものを買おうとしてもムリなオハナシ。
自作して充電器壊すか、充電切れて撮影できなくなるか、
ドッチ?

動いていると考えが巡る。
旅は終わりだって?
ロカ岬でセンチメンタルな風に吹かれたか。
夕陽を見て、感傷に浸りすぎたかな。
まだまだ旅は続くじゃないか。

旅をやめたくても帰りのチケットは変更できない。
残り4日はポルトガルにいなければならないのだ。
電源プラグを握るとレジに向かっていた。

明日からも写真が撮れることを祈りつつ・・・。


写真1;リスボンの南側バイシャ地区にあるコメルシオ広場の「勝利のアーチ (Arco da Victoria)」。
     夜ライトアップされるが、この3分後にみごと消灯された(笑
写真2;バッテリーが残り少なかったため、夕方到着したカスカイスの写真がない。
     雨に濡れた「アウグスト通り (Rua Augsta)」、12時過ぎなので人はホトンドいない。


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Short Trip @Roca -Day12- [Portugal]

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西果ての海に陽が沈むと、風はさらに冷やされ、冷たさを増した。

風に吹かれながら日が沈む方角を眺めていた人たちも
家路を辿るべく、岸壁を離れていく。

ユーラシアの西端に到着し、旅の目的を終えてしまった。

あとの日程は惰性の日々か、あるいはおまけの旅か。
メイン・ディッシュを終えてしまった旅にあとはなにが残るのだろう。
豊潤なデザートに出会うことがあるのだろうか。

バス停に戻るとカップルがバスを待っていた。

「次のバス、知ってる?」

「もうすぐだと思うよ」

「ありがとう」

「そうだ、写真を撮ってくれないかな」

「いいよ、お安い御用だ」

カメラを受け取り、カップルを撮影。
記念撮影は添乗員時代から手馴れたもの。
デジカメ時代になって、構図を気にせず、多めに撮れるのは救いだ。

「ありがとう、あなたはどこから?」

「日本です、行ったことありますか?」

「ないけど、すごく興味があるよ。今、人気も高いしね」

「あなたたちは?」

「僕はオーストリー、カノジョはスペイン。行ったことある?」

「ええ。旅行関連の仕事をしていたので、どちらも何度も」

冷たい風の中、世間話が続く。

「オーストリーとスペインで、二人でポルトガル旅行?」

「そうなんだ」

「うらやましい、二人での旅はいいね」

すっかり暗くなったバス停でカップルが仲睦まじく微笑みあう。
闇の彼方からヘッドライトが向かってきた。

「いい旅を」

お互い、そう言い合うとバスに乗り込んだ。
座席に身を沈めると、見知らぬ人との会話が、
目的達成の焦燥感を少し和ませてくれていたことに気づいた。

やって来たバスはうまい具合にカスカイス行きだった。

バスはシントラ~ロカ岬~カスカイスというルートを1時間ほどで行き来している。
昼間歩いたシントラに戻るのは興ざめだったし、
違う町で夕食を摂って、リスボンに戻るほうが一興に思えた。

my2.jpg
プリンスのラケットが50%OFF!

明かりの少ない田舎町から30分ほどで街灯やクルマのライトがきらめく場所に到着した。
バスは大きなバス・ターミナルに入り込む。
ここがカスカイス、どうやら終点のようだ。

慌てて運転手を捕まえ、鉄道駅の場所を尋ねる。
右も左もわからず、地図も持たない状態では誰かが頼り。
ドライバーが指す方向にはバスを降りた客が流れて向かっていた。

バス・ターミナルは大きなショッピング・モールの1階のようだ。
振り返るとガラス張りのショーウィンドウがきらめく。

海辺のリゾートでもあるカスカイスの街は思ったよりもにぎやかだった。
バスターミナルの隣には大きな駐車場、大きなレストラン街、大きなスーパー、大きな・・・

「!」

見つけた!
巨大なスーパー・マーケット。

そうだ!
電源プラグを買わなくては。
カメラを充電しなくては。

旅はまだ終わらないのだ。

電源プラグを探す旅が?!?!


写真1;夜のリスボン。23時頃、最終の路面電車。
写真2;夜のにわか雨が石畳を濡らした。


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West End @Roca -Day12- [Portugal]

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カフェの外に繰り返し観光バスが到着する。

グループはバスから吐き出されたかと思うと、
同じ場所で同じようにポーズを取る撮影集団に変身し、
それに飽きると躾られたかのようにバスに乗り込み、帰っていく。

その繰り返しは判で押したように同じで、見ていておもしろかった。
集団はアメリカ人だろうが、韓国人だろうが、日本人だろうが、
まるでルールがあるかのようにみな同じ行動を繰り返していた。

時折、自由時間を持て余したグループがカフェになだれ込んでくる。
久しぶりで聞く日本語。
そういえばポルトガルでは日本人はモチロン、団体客にも遭遇していない。

トイレに立つと年配の男性とすれ違った。

「カギが壊れているみたいですよ、気をつけてください」
そういい伝えると、
「あ、ありがとう。日本の人でしたか」
どうみても、わたしの風貌は日本人なのだが・・・

団体客は一人旅の日本人を奇異な目で見る傾向がある。
反対に一人旅の日本人は団体客がキライだ。
だから旅先で出会っても、お互いアイサツもしないし、言葉も交わさない。

これが添乗員時代から不思議でならなかった。

ツアコンとして働いているとき、
観光中、すれ違う日本人にはアイサツを交わしたし、
地図を広げている人には声をかけたりもした。

キワメテ普通に声をかけても、大概、驚かれる。
なぜなら、海外滞在中の日本人は日本がキライなのだ。
日本人は「日本」は好きだけど「日本人」はキライなのだ。

アイサツぐらいすればいいのに。
「日本語」という固有で特殊で素敵な言語を話せる国民同士なのに。

「リスボンで日本語の本が買えるところはないですか?」
カフェで一息入れていた日本人ガイドに話し掛けてみる。

「う~ん、日本の本ですか。私達も手に入れるのに苦労しているんですよ。
この国はあまり外国の企業が進出してないんですね」

「となると日本の企業もきてない?」

「そうなんですよ。だから日本の本はモチロン、日本の食材とかも入手するのが難しいんです」

「本どころの話じゃないんですね」

「そうですね、高いけどネットで買うのがやっとですね」

「そうですか」

ガイドブックには載らない貴重な現地情報だ。
残念ながら我が軍の兵糧不足は解消せず。

「話は飛びますが、リスボンのグルメ情報を教えていただけますか」

「これもですね、企業が接待とかで使わないので、イケてるレストランが少ないのが実情ですね。
 コテコテローカルの料理ならあるんですけどね」

「オシャレなところより、そっちのほうがウレシイですよ」

地図に印をつけてもらい、ローカルグルメ情報ゲット。
普通ならドミトリーや安宿で旅行者同士情報交換、となるのだが、ポルトガルはそのチャンスも少ない。

西の果てに日が傾き始めた。

集合時間に追われるガイドさんに礼を告げると、いつのまにかツアー・グループは姿を消していた。
日没まで待っていたら、リスボンでのディナーに間に合わないもんね。

IMG_5979.jpg
世界地図からホテル検索

Onde a terra acaba e o mar comeca.
「ここに地終わり、海始まる」
ポルトガルの有名な詩人ルイス・デ・カモンイスの詩、「ウズ・ルジアダス」の一節が石碑に刻まれている。

太平洋と異なり、島影が見えないこの海はまさに「地の果て」。

その果てに日が沈む。


写真1;ロカのシンボル。詩が刻まれた石碑は別のもの。
写真2;最果てに沈む夕陽。岬は高台になっていたので、寒かった。



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Purpose @Sintra -Day12- [Portugal]

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かんたんな朝食を腹に詰め込み、「最終目的地」を目指す。

2つのおマヌケな悲劇はひとまず頭の片隅に押しやり、在来線に乗り込んだ。

最終目的地は「ロカ岬」。
ユーラシア大陸最西端の地。
極東の国から大いなるユーラシアの西端を目指す。
それが旅の目的であり、旅の動機のすべてだった。
西のはじっこがたまたまポルトガルという国にあったこともそうだが、
ツアー・コンダクターをしながらもこの国に足を踏み入れたことがなかったのも
背中を押すキッカケになっていた。

思えば「NFLを生で観たい」と思い、初めてバックパッキングでアメリカを1ヶ月彷徨い
「砂漠が見たい」と思い、アンダルシアを1週間巡った後、モロッコを3週間巡ったり、
「チキンライス食べたい」と行ってシンガポールに里帰りしたり、
旅の動機はいつもそんなものだ。


最西端への道のりは、リスボンから40分ほど電車に揺られ、シントラの町を目指す。
そこからバスに乗り、40分ほどでロカ岬へ到着するようだ。

ポルトガルの列車はドアを開けるときだけ、手動。
車内と車外、両方にドアを開ける大きなボタンがついていて、そいつを押すと扉が開く。
到着時にボーっとしていると目の前の扉が開いてくれない、なんてことになる。
寒冷地では暖かい車内の空気を逃がさないため、
半自動にしている電車は珍しくないが、温暖なポルトガルでなぜ?
一部の地域、一部の車両だけだろうな、と思っていたが、
どこの街の地下鉄に乗っても、在来線乗っても「半自動」。
なんでだ?

シントラで途中下車。

この国の首都から40分離れただけで、そこには静寂に包まれた町があった。
山あいの城塞都市は世界遺産にも指定されている。
静かな山道を歩いて巡る。
特殊な煙突を持った王宮と急峻な山に建つ城塞が小さいながらも個性的。

世界遺産とはいえ、さすがにシーズンオフ。
観光客もまばらで、にぎやかなのは遠足で訪れている地元の小学生たちだけだ。
元気な子供たちの声、眩しい陽光、山あいで静かな時間が流れる。
遅めのランチを取り、午後の時間を過ごした。


夕方、シントラの駅に戻り、ロカ岬行きのバスを待つ。
「ロカ行きのバスはこれ?」
地図を広げた観光客に2回ほど尋ねられる。
どうみてもアジア人のおれになんで聞いてくるんだ、キミたちヨーロッパ人は。

roca2.jpg
チケット相場はココで確認!

市バスに乗り込み、ローカル景色を眺めながらの移動。
今日の移動は読書しなくて済むので、安心。
我が軍の兵糧は臨時収入があったとはいえ、底をつきかけているのだ。

民家を抜け、対向車とすれ違うような路地を抜けると眼前が大きく開けた。

大西洋。

座席を埋めていた客のホトンドがここで降りた。

ああ。

たどり着いた、西の果て。

切り立った岬では、今までにない冷たい風が吹いていた。
大西洋で冷やされた風が強くぶつかってくる。

陽が沈む時刻まではまだ時間がある。

バス停のそばにあったカフェに戻り、ガラオンを頼み、日没を待つことにした。


写真1;王宮からシントラの町を望む。
写真2;ロカ岬。左が西、上が北(イングランド方面)。



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Charge @Risboa -Day11- [Portugal]

lis2.jpg

3冊の非常食を持って、部屋に戻った。

明日からの行程を考える。
「目標」を達することと郊外巡りを織り込んでも日程が余る。

周辺を回り尽くしたら、バスで東へ走り、スペインを目指すか、
あるいはポルトに戻って周辺を巡るか、北に抜けてスペインか。
なんとなくおぼろげに感じてはいたが、
10日間を持て余してしまうほどポルトガルは小さかった。

地図を広げ、時刻表との睨み合いが終わり、
カメラのバッテリーが減っていたので充電しておこう、と腰を上げる。

「!」

差込口が違う・・・。

ヨーロッパは「C型」といって、丸い差込のプラグ。
当然、日本の「A型」は入らない。

そういえばカメラを代えてから、ヨーロッパに来ていなかった。
アジア諸国もC型だが、その差込口には大きな変換プラグがついていて、
日本のプラグでも差し込めることがホトンド。
無ければ、宿で貸してくれるから問題にはなったことはなかった。

アメリカはホトンドがA型、違っていたら洗面所のシェーバー用プラグが必ずA型なので、
ここで事なきを得る。
なので、差込の違いなんかスッカリ忘れていた。
毎年、仕事で繰り返し渡航していたが、ヨーロッパは久々だった。

ACC.jpg

フロントに電話する。
が、ない。
あるハズがないのだ、ヨーロッパの人々はA型→C型に変換する必要はないのだから。

lis.jpg
【RatesToGo】直前予約でどこよりも安いホテル料金

明日、また街なかを駆けずり回ることに?
本屋の次は電気屋を捜し求めて?
リスボンでなにしてるんだ、おれは ・・・

差込プラグが買えなければ、残り2/3になったバッテリーとにらめっこしながら、旅を続けるのか。

郊外へ出向く予定なのが、唯一の希望か。
郊外ならば、大型のショッピングセンターやDIY店があるだろう。
いや、あるはず、いや、なきゃ困る。
「目的」を達成したら、余りある時間を使って、プラグ探しの旅をはじめることになるのかな。

差し込めないプラグのことを考えても仕方ない。
丸いところに平べったいコンセントはどう考えても入らないのだから。

第二の悲劇のことは忘れて、寝ることにした。


写真1;大聖堂の前を走る路面電車、すれ違う道幅もギリギリ。
写真2;陽気が良いので外で憩う人が多い。カードやチェスが人気。



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Books @Risboa -Day11- [Portugal]

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リスボンにたどり着き、今回の「旅の目的」が近づいてきた。

だがその目的に達する前に2つの「悲劇」が襲い掛かってきた。
他人にとっては「喜劇」のような・・・


高い宿代には頭を痛めたが、結局リスボンに腰を据え、
ここを軸にバスや鉄道で郊外の町を巡ることに決めた。

拠点があれば荷物を持って次の宿を捜し求めて歩くこともないし、
ホテルの人からアレコレ情報を仕入れることもできる。
近所の店とはチョットした顔なじみにもなれるし、
それにこのホテルは共同シャワーが広くて清潔、
冷蔵庫やマイクロウェーブでカンタンな調理ができることも利点だった。

長逗留を決めた部屋で荷物を広げる。
11月に20度を超えるこの国の陽気に合わせて来たので、着替えは軽くて、少ない。
荷物といっても重さのホトンドは文庫本だった。

その本を見て愕然とした。

読む本が残り少ない。
2週間の旅に 10冊の文庫本を用意してきた。
しかしそれが底をつきかけているのだ。

ノンビリしたポルトガルの陽光が大好きな読書を進めてしまったのだ。
カフェで、ビーチで、ホテルで・・・
リラックスした気分で読み耽っていたら、激しい読書量になっていた。

旅はまだ5日も残っている。
本はあと2冊しかない。

し、死んでしまうかもしれない。

文字中毒ではないが、退屈な移動、静かなカフェ、夜の部屋・・・
手持ち無沙汰なときに読書ができないなんて!
さらには帰国時のフライトもある、しかも時間がかかる南回りの。
機内は映画を見て、熟睡していれば凌げるが、
残り4日のポルトガル滞在はどうする?

そう、ここは首都、いままでの町とは違い大都会だ。
本屋もあるだろう、大型書店もあるだろう、
そう考えると部屋を飛び出した。


しかしその考えは甘かった。
大きなチェーン書店や町の本屋まで巡ってみたものの、
日本の本を売っているところは皆無だった。

唯一、見つけたものといえばヨーロッパで流行の「MANGA」。
この国でも大型書店の一角を日本のマンガが陣取っていた。
ただしというか、もちろんセリフはポルトガル語。

最終的には英語のペーパーバッグでも買うか。

本屋を求め、リスボンの町に詳しくなるぐらい歩き回った後、出た結論。
最後にダメモトでホテルのオバチャンに本屋情報でも尋ねてみるか。
腹を決めて、ホテルに戻ることにした。

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世界地図からホテル検索

「日本語の本をどこかで買えないかな?」

「日本料理店があるからそこの人が知っているんじゃない?」

「その店なら観光案内に聞いて行ってみたよ。日本人は働いてない店なんだ」

「あら、そう。じゃあ、これいる?」

差し出した本はペーパーバッグと中国語のガイドブック、
それと3冊の文庫本だった。

「!」

「これ、何語なの? 韓国語? 中国語? 前の客が置いていったのよ」

「に、日本語です。これもらっちゃっていいの?」

「だって、誰も読めないもの」

こうして第一の悲劇から救われた。


写真1;リスボン名物の路面電車。おっちゃんはチケット係です。
写真2;30ユーロの部屋。シングルで洗面台とTVは部屋についている。



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Big City @Risboa -Day11- [Portugal]

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朝一の城内は貸し切り状態だ。

夜同様、観光客のいない空間は不思議な雰囲気。
世界遺産の中に宿泊した価値がある。

レストランは眠りについたまま。
土産屋はゆるりと店を開く準備をし、
カフェには地元の人が憩うだけだ。

広場にあった出店もどうやら日曜だけらしく、城内は静かな空間を取り戻している。

日が高くなるにつれ、静寂を打ち破るように、
リスボンからの日帰り観光のバスがやってきては観光客を吐き出していく。

贅沢なひと時も終焉。


元気でにぎやかな観光客から逃げ出すように、城郭の町に別れを告げる。
リスボア(地元の発音・英語ではリスボンです)行きのバスは、5分遅れで到着した。

車内で清算を済ませ、静かな車内のシートに身を沈める。

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国内格安航空券&格安ツアーが、24時間検索・予約できる  

バスは1時間でリスボンの北側にある大きなバスターミナルに到着。
地下鉄を乗り継ぎ、町の中心を目指す。

高いビル、渋滞、人ごみ・・・
地下から抜け出たとたんに出くわした喧騒に、ちょっとした田舎モノ状態。
久々の都市のスピード感に気後れ気味だ。

街行く人は、半ソデ、ノースリーブ、短パンもいればパーカーを羽織っている人も。
25度を越える気温でなにしろ温かく、11月とは思えない陽気だ。


道を尋ねながら、ロンドンの図書館で調べた安宿にたどり着く。
待っていたのは50%も値上がりしていた宿代だった。
どの国のガイドブックも当てにならないが、まさかこんなに値上がりしているとは・・・

予算を超えていたが、ベンリなロケーションであることを優先して、チェックインした。
ユーロ導入が宿代だけでなく、相対的に物価高を引き起こしているらしい。

そういえばユーロ導入直後のドイツで、
現地の人が物価高に悲鳴をあげているのを聞いたことがあったが、
ポルトガルではいまだその影響を引きずっているようだ。



写真1;朝のオビドス。ポルトガルの旅は終始、雲ひとつない日が続いた。
写真2;サンタ・ジュスタのエレベーター。丘の街でもあるリスボンの街中にある。有料。



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Gas @Obidos -Day10- [Portugal]

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小さなオビドスの城内を歩き回り、
ライトアップされて、きれいな色を醸し出している城壁の写真を撮りまくる。

気が付けば観光客はいなくなり、
城内は数少ない地元の人と食事を楽しむ客だけの静かな情景になっていた。


夕食を済ませ、朝食用のパンとトマトを買い、宿に戻る。
玄関のカギを開けながら、借りたのが丸々一軒家であったことに気がついた。

「貸切って言ってたけど、一軒家丸ごとかよ」
ちょっと可笑しくなって口に出して言っていた。


暖かかったナザレの海岸とは異なり、山あいのオビドスは日が落ちるとかなり冷え込む。
それでも城郭の中をくまなく歩き回ったせいで、カラダは汗ばんでいた。

ゆっくり風呂にでも入るかと、大き目のバスタブにお湯を出す。
ところがいつまでたっても、水が出るばかり。
ドコをどうひねっても出てくるのは冷たい水だけだった。

慌てて脱ぎ捨てた服を着て、表の土産屋に向かったが、土産屋はとっくに閉まっていた。
ダメモトでドアとガラス窓を叩くと、階上からニイチャンが顔を出した。

「どうしたんだ?」

「お湯が出ないんだ」

「お湯?」

「シャワーのお湯だよ」

「今、降りていくよ」

土産屋のニイチャンと二人で、冷たいバスルームに戻る。

「あれ?水だけだね。これはガスかな?」

物置のカギを開け、プロパンガスを確かめる。

「ボンベが空だ」

おいおい・・・

まさか替えのボンベがない、なんてオチはないだろうなあ…


気づくと土産屋のオヤジサンもやってきて、二人でアレヤコレヤとやりはじめた。

どうにかボンベは差し替えたが、今度はガスが出ない。

ガスは出だしたけど、今度は湯沸し器に点火しない・・・

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ヨーロッパへ。おトクな航空券はこちら

小一時間が経過して、ようやくシャワーから熱湯が吹き出し、湯船に湯気が立ちこめた。

お互い、笑い合う。

礼を言いながら、我が家(笑)から彼らを見送る。

「これで凍え死ななくてすむね!」

土産屋の二階から事の成り行きを眺めていたオバチャンの声が響いた。


ひと気のない世界遺産の夜だ。


写真1;城郭内のレストラン、冷えるのに外の席が人気。
写真2;30€で借りたのは一軒家。どうりでキッチンもバスも広いわけで。



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Castle @Obidos -Day10- [Portugal]

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夕方の観光案内所に駆け込み、 安宿の情報を尋ねた。

「やっぱり安いのはユースかな?」

「ユースはあるけど、町外れよ」

「歩いていける?」

「バスで行ったほうがいいわね」

どうもポルトガルに関しては、ユースホステルの使い勝手が悪い。
大概は町外れにあり、30分以上歩くことになり、どこでもバスで行くことを勧められる。

ポルトガルではドミトリー形式の安宿はポピュラーではなく、
格安の宿も相場レベル、といった感が強い。
観光名所や旧跡の少ないこの国は、隣国やヨーロッパからの旅行者も少なく、
スペインのように破格の「安宿」などが少ないのだ。

シングルで共同シャワー、共同トイレ、というのが安宿のスタイルで、
キッチン付のドミトリーは数が少ない。
町を渡り歩いてきて、安さを追い求めても仕方がない現状が見えてきた。

町からまたバスに乗らなければならない場所にあるユースをあきらめ、
城内の宿に泊まってみるか、と無謀なことを思ってみた。
観光名所、それも世界遺産の中心地に泊まるなんて、かなり「非経済的」だ。

ツーリスト・インフォでもらった宿が記された地図でも、城内の宿は40ユーロが最安値。
こちらの予算の倍の額だった。

いい宿がなければユースだな、と思いつつ、城内に足を向けた。
重い荷物とともに広場を横切る。
日曜の広場は出店が並び、日帰りの観光客でにぎわっていた。

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ホテル相場はココでチェック

土産物屋の軒先、「空室あります」の看板が目にとまる。
ドイツ語、フランス語、スペイン語やイタリア語で書き綴られた看板は、
ナザレでも目にしていたヤツと同じだ。

「部屋ありますか?」

「あるわよ?見ていく?」

「予算に合うかな?安いほうがいいんだけど」

「まあ、今開けるから部屋を見てみなさいよ」

そういうと土産屋のオバチャンは店の奥からカギを持ち出し、店の裏手にいざなった。

「ここよ、左はツイン、右はシングル」

「別の客もいる?シャワーは熱いのが出る?」

「いないわ、貸切ね。シングルなら35ユーロよ」

「30にならない?30なら決めるよ」

「いいわよ、オフシーズンだし。あなたの貸切だから自由に使って」

キッチンとだだっ広いバスルームに惹かれ、決めた。

「カギはコレね。キッチンでコーヒーぐらいは沸かせるわよ」
実はそれが一番ウレシイ。

クラシカルな重いカギを受け取ると、
城内を歩くために荷物を放り込み、慌てて部屋を出た。

日が沈みかけた城内は日帰りの観光客も去り、
静けさと寂しさが重なりはじめている。

この時、夕景の写真を撮ることに夢中で、
部屋で待っている小さなトラブルにはまだ気が付かないでいた。


写真1;新手の客引き。商売っ気はあまりない。
写真2;オビドス城壁から。



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Bus @Nazare -Day10- [Portugal]

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「2~3日じゃなくってさ、何日いてもいいんだよ」

宿のオバチャンが顔を合わせるたびに言う。
社交辞令でもうれしかった。
とはいえ、泊まった分だけ宿代はかかっちゃうんだろけど(笑

柔らかい陽射しの差すビーチで本を読んだり、カフェのテラスで過ごしたり、
ナザレでは連日、なにもしていなかった。
読書量が増えるばかり。

これが後のトラブルの第一歩とは知らず、大西洋を眺めて、心地いい時間を感じていた。

それでも離れ難かったナザレを出発することに決め、翌日のバスの時間を調べる。
次の目的地であるオビドスへのバスは、日曜日のため、朝一番と午後の便しかなかった。

もう少しビーチで風に吹かれていたいと思い、午後のチケットを買うことにした。


バスは40分ほどでカルダス・ダ・ライーニャに到着した。

10分ほどで乗り換えのバスがやってくる。
オビドスまでは直行の長距離バスがなく、市バスを乗り継ぐ旅なのだ。

誰かがブザーを押せば止まるし、停留所に人がいれば止まる。
買い物カゴを下げたオバチャンが乗り込んできたり、
ヘッドフォンをシャカシャカ鳴らした若者が降りていったり、
学校帰りの小学生がワラワラと乗ってきたり・・・

町なかを行く市バスの旅を楽しみながらも、
遅々として進まない午後の便を選んだことをちょっとだけ後悔していた。

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海外ホテル予約のHotelClub

16時頃、バスは城壁を抱く丘を駆け上がりはじめた。

「ここはオビドス?町の広場で降りたいんだけど?」
運転手にそう告げると、彼よりも早く、そばにいた年寄り連中が声をあげた。

「ここだよ、ここ!」

「広場に行きたいならここだよ」

「ココ?」

「ここが広場だよ」
みなが指差す先には城壁しか見えない。

「ココ?広場なの?」
繰り返し尋ねるとみなが頷く。

間違えていたなら歩けばいいや、と荷物を抱きかかえ、バスから慌てて飛び降りた。

「ありがとう!」
広場がどこかわからなかったが、開け放たれたドア越しに礼を言う。

「アンタの後ろの階段を上がると広場だよ」
ドライバーが教えてくれた。

階段を上がるとそこには小さな広場が開けていた。


写真1;ナザレの海岸。
写真2;大西洋に沈む夕陽・連日雲のない快晴が続く。



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Portuguese @Nazare -Day9- [Portugal]

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ポルトガルの人は小柄で髪や瞳が黒く、
そのため街を歩いていても、紛れやすい。
ジロジロと奇異の目で見られることも少なくて、歩きやすい。

とはいえ、地下鉄やバスに乗ると181cmのこの身は
ポルトガルのオバチャン、オジチャンから頭ひとつ飛び出るので、
やっぱりジロジロ見られるのだが。

それでも黒い髪と黒い瞳はどことなく安心感。

ポルトガルの人は押しなべて親切。
「これXX行き?」とカタコトのポルトガル語で尋ねても、ちゃんと教えてくれる。
道を尋ねても面倒がらずに行き方を丁寧に教えてくれる。
説明の半分以上がわからないほど言葉豊富に懇切丁寧に教えてくれる。

こちらはロクに言葉ができない外国人なのに。

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格安チケット・ツアーはココで検索

そのせいか、極端にイヤな思いをすることが少ない。
なにしろ、ポルトガルを旅行中はストレスが少なかった。

11月のこの時季でも25度前後ある温暖な気候が後押ししていたこともあるが、
なにしろ人も温かい国だ。


写真1;ナザレの海岸で干物の即売。
写真2;「バルセロスの雄鳥」はポルトガルの幸福のシンボル。



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Dinner @Nazare -Day8- [Portugal]

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一人旅で一番困ることが「食事」だ。

食べることや値段に困るわけではない。
スキキライがまったくないので「食」に困ることはない。
それどころか、まだ出会っていない味覚、見知らぬ味を食べたくて、旅しているフシすらある。
困るのは「ディナー」時のレストランなのだ。

夕食時間のレストランは家族やカップル、あるいは友達同士でにぎわっている。
一人旅の「アヤシイオトコ」なのでディナー入店を断られる、という可能性があるかもしれないが、
それよりもそんな空間で、一人で席についていると「間」が持たないのだ。

手持ち無沙汰なウェイターと話したりもするが、
一人のディナーってやつがなんとも性に合わず、腰が据わらない。
昼間はさほど気にならないので、
レストランやちゃんとした店での食事は、ランチ・タイムなら問題なしだ。

その点、昼も夜も関係なく、食堂や屋台に紛れてしまいやすいアジアの旅は気楽だ。
先進国になればなるほど行き場がなくなる、というのが旅先の大きな悩みでもある。

課題の夕食はどうするかというと、
キッチン付の安宿なら自炊、 なければカフェで手軽なものを摂ったり、
持ち帰りのデリを宿のロビーやリビングで食べたりと、 なんともまあワビシイ。


オバチャンに売り込まれたこの部屋は、
幸いキッチン周りのものが細かいものまですべて揃っていたので、
パスタを茹でることを思い立ち、 閉まりかけた午後の市場に足を向けた。

ナザレの独特の民族衣装をまとって立ち話するババサマたちの合間を縫って歩く。
閉店間際の八百屋のオバチャンに尋ねる。

「刻み野菜、小さい袋はないの?」

「これでも小さいじゃない」

「いや、一人で食べるんだ、これの半分でいいんだ」

「じゃあ、袋を破って、半分に分けちまえばいいわさ」

店の片づけをしていたオバチャンは、
「本日の在庫処分」状態の刻み野菜が入ったビニール袋を手際よく開けると、2つに分けてくれた。

スーパーでパスタを買おうと市場を出ると垂涎の香りと芳しい煙が漂ってくる。

もうもうと煙を立て、肉を焼いている。
煙の向こうの大きな網の上には開き状態にされたトリの丸焼きが強い炭火に脂を落とし、
香ばしい匂いを放っていた。
その横では地元の主婦が3~4人並んで、焼き上がりを待っている。

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根が食いしん坊なので、こういう時は敏感に鼻が効く。
食べ物に対する勘がいいのだ。

旅先でよく「マズくて食えなかった」とか「ヒドイ店だった」という話を聞くが、 それに当たったことがない。
食べ物で「ババ」を引いたことがないのだ。
まあ、スキキライがないので、 なんでも食べてしまうただの「意地汚いヤツ」であるだけかもしれないが。

当たり前のように、主婦の人たちの後ろに並ぶ。


一瞬で今夜のメニューは変更になった。


写真1;年配の女性だけ着ている民族衣装。全身が黒いものは未亡人が身につける。
写真2;チキン丸焼き。一羽6ユーロ。塩と軽くハーブがふってあるだけだが、焼きたては絶品。
      トリ好きとしては結局、3日間、食べまくった。

旅先の写真をUPしてます↓
http://pixta.jp/@delfin

写真素材 PIXTA
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Resort @Nazare -Day8- [Portugal]

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シーズンオフのリゾート地は観光客どころか、人もまばらだ。
浮き足立った行楽客も少なく、静寂に包まれた普段の街の姿を見せている。

陽射しだけはおかまいなしにリゾートらしさを見せつけ、
11月だというのに気温を25度近くまで上げている。
ポルトから3時間ほど南下しただけなのに、上着がいらなくなり、
日没までシャツ一枚で心地よく過ごせる。

大西洋に向かった海岸線の右手、
街の北側には切り立った丘がある。
旧市街だったという場所にケーブルカーで上がれるので、向かってみた。

上から見下ろす現在の町並み、かつては海だったらしい。
海が退き、新しい街が出来上がったのだ。
今も海岸線は少しづつ退いている。
白い砂浜が面積を広げているそうだ。

海辺の町はリゾートであると同時に漁師町でもある。
市場では魚はもちろん、イカ、タコ、貝など
日本の食卓に並ぶ海産物と同じ物が並んでいる。
切り立った崖には投げ釣りをする人がいるし、
海岸線の家々では干物(!)が干されていた。

ヨーロッパで魚を食べる街はいろいろ見たが、干物は初めて見た。

日本と同じサイズのアジが所狭しと網の上に干されている。
日本と違うところは、頭が開かれてないだけ。
あとは海岸が「磯臭くない」ところ。
白い海岸に青い海、アジの干物がなんか滑稽。

ポルトガルでは鱈を干し、塩漬けにした「バカリャウ」をよく食べる。
白いウチワよりもばかデカイそいつは市場でもスーパーでもかならず目にとまる。
なにせ独特のにおいを放っているのだ。

鳥のササミのようなタラ独特の味気ないボソボソした食感なので、
スープなどの料理に使われる。
日本のおつまみ(乾物)でもあるでしょ、あれを水で戻したような感じで、
そんなにおいしいものではない。

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ホテルの口コミ情報!

そういえば見かけたアジの干物に食卓で出会う機会がなかった。
考えてみたら、ここの人たちは干物のアジをどうやって食べるんだ?
炙って?スープに入れて?野菜と炒めて?

いずれにしろ必需でしょう?


干物には白いご飯!


写真1;国民食・バカリャウ。鱈の塩干しなのだが、なにしろデカイ。
写真2;アジや魚介の干物。西端の国で極東の国と同じ開き方なのが不思議。



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Kitchen @Nazare -Day8- [Portugal]

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クラシカルなコインブラの安宿に別れを告げ、
ナザレの町を目指し、バスターミナルへ。

チケットを買い求め、カフェで一息。
仕事前の人、
新聞を読む人、
隣町へのバスを待つ人、
旅する人・・・
ちょっとした時間のカフェの風景はやけに脳裏に焼きつく。
ひょっとしたらこういう時間のために旅をしているかもしれない、
なんて思ったりする。

バスは5分遅れで出発。
列車もバスも思った以上に定刻で動いている。
「レイジーなラテン国」というイメージは時代の彼方のことかな。
小さな町を2つ経由し、2時間後にはナザレの町に到着した。

降りて荷物を受け取るや否や、
客引きのオバチャンに声をかけられる。
バスターミナルや駅で旅行客狙いの安宿の客引きは珍しくないが、
女性の客引きは珍しい。

「ホテルはあるの?」

「いや、これから安宿を探す」

「うちの宿は目の前さ」

「場所的に高いんじゃないの?」

どこの町も便利な場所や町の中心は高いことが多い。

「25ユーロ。部屋を見ていきなよ」
予算を越えていたが、下見と相場を知りたかったので、
部屋を見せてもらうことにし、オバチャンの後に続いた。


宿はホントにバスターミナルの真ん前で、カフェを併設した造りになっていた。
オバチャンはマイペースで部屋を開け放ち、
キッチンや冷蔵庫などの設備を説明しはじめる。

ビーチに近いこの街は、シーズンになればバカンスで長逗留するリゾート。
どうやらこの宿はファミリー・ユース向けで、長期の部屋貸しが中心。
室内にキッチンが併設されていて、経済的に過ごせるスタイルになっているのだ。

「キッチンにガスコンロ、冷蔵庫にマイクロウェーブ、
 食器は全部そろっているし、ベッドは大型のダブルベッドだよ」

「シャワーは熱いのが出るの?」

暖かいポルトガル、ビーチのそば、なんて条件がそろうと、水シャワーだけ、なんてこともありうる。
スペインの南・アンダルシアの安宿はそんな宿が多かった。

「出るさ。トイレもついているしね」

「いいね、なんでもそろってる。でも25ユーロは高いや」

「何泊するんだい?」

「2泊かな」

「じゃあ、50ユーロね」

「高いよ。40ならいいけど」

「OK!」

値切り交渉アッサリ成立。

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【便利】海外であなたの代わりに14ヶ国語を話す翻訳機

実はオバチャンの説明を受けながら、 キッチンに気をとめ、
バスが到着する直前に見かけた大きな市場で野菜を買い込み、
パスタでも茹でて食べられるな、などと目論んでいた。

もっと安い宿もあるだろうが、
シャワー・トイレは共同だろうし、 キッチンがあるかないは宿しだいだ。


部屋貸しを借り切り、ちょっとしたバカンス気分。
カギを受け取ると、早速、市場を目指した。


写真1;旧市街の丘からナザレの町を見下ろしたところ
写真2;明るくて清潔な部屋奥の青いのはプロパンボンベ&コンロ



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Check In @Coimbra -Day7- [Portugal]

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朝のゆったりとした時間をカフェで過ごし、
次の各駅停車に乗り込んだ。
ヨーロッパの電車は街と街を結ぶ郊外間の移動手段。
細かく街をつなぐ日本とはチョット趣が違う。

ポルトの郊外駅で乗り換え、
アヴェイロの街でも乗換え、
ゆるりとコインブラの町に到着。

各駅停車はのんきすぎて、
目指していたユースは昼休みの時間に入っていた。
ロンドンの図書館で調べておいた安宿情報もこれじゃあ意味なし。

荷物を抱えたまま、夕方の開館時間まで待つ気もせず、
駅前の安宿を訪ね歩くことにする。

相場を調べようと入った一軒目の宿は「15ユーロ」という。
ドミトリーのユースより安い!

ポルトガル語しかできない宿のおばさんに部屋を見せてもらう。
シングルベッド、シャワー・トイレ・TVつき!
文句を言うこともない、すぐにチェックインした。

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格安チケットやホテルの相場を調べならココ!

駅から2分、スーパーも目の前。
こいつはラッキー、旅にはこういうこともある。
ユースのドミより安いシングルなんて。

カギをもらい、荷物を放り込む。
もらった地図を見ながら、町の中心を教えてもらい、
すぐに部屋を出た。

ポルトガルも他のラテン国とたがわず、
13時ごろから17時ぐらいまでの間に、
3時間ほど「シエスタ」を取る。
カフェ以外のホトンドの店は長いお昼休みだ。

コインブラの小さく静かな街がさらに静かな午後を送っている。


ぶらぶらと観光スポットなどを歩きつつ、
静かな午後の時間を過ごす。
しかし夕方になってもメイン・ストリートの店は開かない。
街の中心にあったネット・カフェも閉まったまま。

なぜだ?
今日は木曜日なのに。

静かな街ではやることもなく、食事もとらずに宿に戻る。
宿のおばさんに
「今日はなんで店が閉まっているのかな?」
と尋ねると
「祝日だよ。『諸聖人の日』(Todos os Santos)だよ」
とアッサリ言われた。

「!」

「だからレストランも閉まっているのか!」

「だね。みんな休みさ」

そういえば、カテドラルの回廊部分は「有料」であるはずなのに、
なぜかスルーで入れてくれた!
「日曜祝日は無料開放」されていたのだ。
ブティックだけじゃなくて、レストランまで閉まっていた!

冷静に考えたら、レストランは昼休みを取らないじゃないか。
変な部分がたくさんあったのに気づかなかったのだ。

「え?じゃあ、レストランは夜も開かないよね?」

「だね」

「え。飢えるな」

「カフェがあるよ」

「あ、スーパーは営業している?」

「だね」


貸切状態なのか、誰もいないホテルのリビングで夕食を摂る。

朝一の特急に乗り込んでいたら、
祝日で眠る街で、一日何をしていたんだろうか、
とイレギュラーだらけの旅の一日に思いをめぐらせていた。

スーパーで買い込んだチキンの丸焼きとパンをほおばりながら・・・


写真1;コインブラの駅
写真2;15ユーロの部屋。奥がシャワー&トイレ。

写真素材 PIXTA
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Station @Porto -Day7- [Portugal]

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ホテルをチェックアウトし、コインブラの町を目指す。

日付は月をまたぎ、11月1日。
3泊したポルトに別れを告げ、ポルトガル放浪が動き出す。

朝の列車を掴まえようとサン・ベント駅へ。
通勤客を縫いつつ、坂を下り、宿からは5分ほど。
窓口で尋ねると
「次の特急、乗る?3分後だけど」

時計を見ると確かに3分後。

「OK!乗る!」と勇んでチケットを切ってもらい、
ホームに駆け込んだ。

が、目の前の特急電車は動き出していた。

「おーい、間に合わなかったよ」
窓口に戻り、声をかけた。

「じゃあ、50分後の普通電車だね。切りなおすよ」

「ありがと、しかたないね」

「乗り場は同じ、時間はこれ」

新しく切りなおしたチケットと返金された特急料金を受け取り、駅を出た。

次の列車まで50分もあるのでカフェで一息。
思えばこれがコインブラのいわくの始まりだったのかな?

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ホテル相場はココでチェック!

荷物を引きずりながら、
駅前のカフェに足を向ける。

奥の席に腰掛け、
メイヤ・ド・レイテ(ポルトガルのカフェオレ。80セントほど)を飲みながら、
にぎやかな店内を眺める。

タバコを買いに来る人、
トイレを借りに来る人、
いちゃつくカップル、
新聞を広げるビジネスマン・・・

「ヨーロッパには『コンビニ』がなくて困る」と
ツアーのお客さんがいっていたのを思い出した。
こうしてみていると、カフェがその役割を果たしているのがよくわかる。
なので、ヨーロッパの街なかに艶やかなコンビニはいらない。

朝のカフェ、そんな一コマ。

写真1;メイヤ・ド・レイテ(いわゆるカフェ・オ・レ)
     本来はカップに入っているものをこう呼ぶ。
     グラスに入れられたこのタイプは、ガラオンと呼ばれる。(カップより量が多い)
写真2;サン・ベント駅。構内のアズレージョ(タイル)が美しい。







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Bom Dia! @Porto -Day6- [Portugal]

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カフェでコーヒーを飲みながら、
この先の旅の計画など立てつつ、また~りと過ごす。

ポルト自体は「ポルトガル第二の都市」といいつつも
小さな街で、観光名所も少なく、半日で観つくしてしまうほど。
坂が多い丘の町に小さな路地が巡らされ、 長崎の町にも似た雰囲気。
といっても長崎に行ったことがないんだけど。

こんな小さな街のサッカーチームが
競合ひしめくチャンピオンズ・リーグの覇者になってしまったのだから、
さぞや大騒ぎしたのだろうなあと、
あちらこちらで見かけるポルトのチームグッズを観ながら、その試合に思いを馳せる。


ロンドンから南に二時間のフライト。

昼間は25度近く、半ソデで過ごしている人もいる。

ロンドンはどこもかしこも「丸の内のど真ん中」という感じで、
人も人種もクルマもワサワサしていた。
それに比べるとなんとまあ、のどかなことか。。。

ほとんどがラテン系のポルトガル人ばかり、
人々は小柄で、髪もひとみも黒く、
日本人が紛れ込んでいてもあまり目立たない。

親戚のオバチャンや近所のおっちゃんに似た風貌の人たちが街角を行き来している。

見知らぬ国で「紛れやすい」というのは安心感があるのだが、
こちとら身長が181cmあり、頭ひとつ出てしまうので、
電車やバスでは逆に目立ってしまい、こればかりはどうしようもない。


イタリアやスペインなどラテン系の国に違わず、
人々はコッテリ、ポルトガル語。
田舎町のここでは英語の通じる率はとても低い。
ひとまず独学で勉強したスペイン語が役に立つ。
クルマで4~5時間で行けるオトナリサンの言葉が英語よりも通じる。

porto2.jpg

前回の「両替」に続き、「会話」。

その国を訪れる場合、「アイサツ」程度は現地の言葉を覚えたほういい。
「朝」「昼」「晩」「お礼」「お願いします」これぐらいできるだけでもかなり相手の印象が違う。

「無言」で済ませてしまうことが多い日本人。
店員などは「無言」で入ってきて店内を眺め、
「無言」で去っていく日本人が怖いそうだ。
(窃盗か強盗の下見と思うらしい)

できることなら、「数字」も。
通貨によるが「100」ぐらいまで言えると、かなりラク。
レジで金額を言われても困らないし、買い物の値段も聞きやすくなる。

「カフェ」って頼むよりも
「カフェを一杯」といったほうがわかりやすいし、
一人旅でもそうだが、友人・家族と一緒ならなおさら。
「水」って頼めば、「いくつ?」って問いただされるのはあたりまえだよね。


ポルトガル語の「おはよう」は、
「Bom dia」=ボン・ディア。

ポルトガルの人って、見知らぬ同士でもこの言葉を掛け合うんで、否応なく覚えてしまった。


写真1;サン・ジョアン橋 上を鉄道が通過チユ~
写真2;ポルトのなんでもない街角、洗濯物が特徴的

なるべく一眼レフの画像をUPしていきます。
ダウンサイジングしているので、画質は落ちるかも.
きれいな画像を見るならコチラ↓にUPしてあります。
http://pixta.jp/@delfin
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Downtown @Porto -Day5- [Portugal]

626446567_195.jpg

旅に出るといつもそうなのだけれども、
その国に入った数日は、一箇所であまり動かないことにしている。

物価や通貨もそうだし、人の動きや言葉、商習慣に慣れるのに、
同じ街で時間を過ごし、カラダも気分もなじませる。
知らない水に浸るように…

ポルトガルでも最初の安宿に三泊逗留。
まあEUのハジッコとはいえ、先進国であるので、馴染むのは早いですな。

問題だったのは、 ロンドンに引き続き、ここでも両替。

ロンドンでは、1ポンドが表示で¥250ぐらい!
コミッションや手数料を取られると1£≒¥270!

ここでも1ユーロが両替屋によっては¥180ぐらいになっちゃう。
う~~ん。


これは旅していて、後々読めてきた、というか、
ある推理が見えてくるわけで…

かつてヨーロッパの市街地には両替屋があふれていて、
レートの競争なども激しかったわけです。
「手数料無料」「ノーコミッション」なんてあたりまえだったし、
両替店で「アッチはいくらだったよ」とか
「まとめて両替するからいいレート出してよ」なんて交渉ができた。

それがユーロ統合で両替店が商売上がったり。
フランス人やドイツ人が客じゃなくなっちゃった。
観光地に軒並みあった両替店は数を減らす。
で、数店に減り、しかも手数料やコミッションを取るようになり・・・

という状況なようです。
かつては安宿で安いホテルの情報交換のついでに
「安い両替屋」の情報も貴重だったのですが・・・

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よく旅行関連の質問で、
「どこで両替するのが得ですか?」というのがありますが、
基本的には
現地両替店or現地銀行>空港>日本で事前に>ホテル がベーシックな形。
  (  得     >   損  )

ですが、ヨーロッパにいかれる方!!
両替は日本、もしくは成田でして行ったほうがいいですよ!!

成田空港内だと、1£=¥220ぐらい!!
(帰国時にみたので、手数料は知りませぬ)

ユーロ内も同様に、日本での両替が得な状況です!
あ、アメリカの場合も同様です!
アメリカはもともと市内に「両替店」が少ないので、
両替は苦労しますし、地元銀行などでは口座がないと対応してくれませぬ。

上記の公式が通用するにのは、アジアなど後進国ですね。
あ、アジアの場合は、危険な両替店もあるので、ご注意を…

って、全然、「旅行記」じゃなくなってる(-_-;)


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